導入事例 · 高温鋳物の搬送

高温鋳鉄部品の断熱移載事例

約65 kg、約250℃の鋳物の移載に、天吊り式搬送マニピュレーターと特注の断熱アタッチメントを使用します。把持、持ち上げ、工程間の移載を行い、高温ワークを人が直接支える作業を減らします。

設備方式
天吊り式搬送マニピュレーター
アタッチメント方式
特注の断熱アタッチメント
ワーク重量
約65 kg
高温鋳鉄部品の断熱移載の現場事例高温鋳物の搬送

用途概要

高温鋳物の工程間移載では機械的な補助に加え、アタッチメントの耐熱性と操作距離への配慮が必要です。本事例のワークは重量約65 kg、温度約250℃で、天吊り式搬送マニピュレーターと特注の断熱アタッチメントを使用しています。マニピュレーターがワークの重量を支え、作業者がハンドルで持ち上げ、水平移動、設置を誘導し、検査前の移載作業につなぎます。

システム構成

システム構成
搬送ワーク高温鋳鉄部品およびダイカスト部品
ワーク重量約65 kg
ワーク温度約250℃
設備方式天吊り式搬送マニピュレーター
アタッチメント方式特注の断熱アタッチメント
主な動作把持、持ち上げ、工程間の水平移動、検査前移載
操作方法作業者が操作ハンドルで取り上げ・設置を誘導

構成上の特長

  • 高温鋳物の形状と接触部位に合わせて断熱アタッチメントを設計し、熱伝導による操作エリアへの影響を抑えます。
  • 天吊り構造で上方の設置スペースを利用し、床面の設備占有を減らして、設備の密集したエリアの移載工程をつなぎやすくします。
  • マニピュレーターが鋳物の重量を支え、作業者が持ち上げ、水平移動、設置を誘導することで、高温ワークへの直接接触や手で支える作業を減らします。

操作手順

  1. アタッチメントを鋳物の取り上げ位置へ誘導し、荷重を受けられる部位に合わせてクランプを作動させ、接触状態と保持状態を確認します。
  2. 操作ハンドルで鋳物をゆっくり持ち上げ、元の支持面から離します。周辺設備との通過すき間を確保します。
  3. 工程間の移載経路に沿ってマニピュレーターを水平移動し、操作距離を保ちながら鋳物を検査前の受け位置へ運びます。
  4. 受け治具へ位置を合わせてゆっくり下ろし、ワークが安定して置かれた後にアタッチメントを解除します。無負荷のアタッチメントを取り上げ位置へ戻します。

選定・構成

  • ワーク温度と接触時間に応じてアタッチメントの接触材と断熱構造を選択し、鋳造やダイカストなどの移載条件に合わせます。
  • 鋳物の輪郭と荷重を受けられる部位に応じて先端把持構造を特注し、交換可能な接触部材を選択することで、保守や仕様切替を行いやすくします。
  • 作業場所のレイアウトに応じて天吊り支持方式とマニピュレーターの作業範囲を選定し、取り上げ・設置高さと現場の通行スペースに合わせます。

よくある質問

高温鋳物の搬送で断熱アタッチメントはどのような役割を果たしますか?

耐熱接触材と断熱構造を組み合わせてワークを受け、操作エリアへの熱伝導を抑えます。作業者がハンドルで移載を誘導することで、高温ワークを直接支える作業を減らします。

天吊り構造はどのようなレイアウトに適していますか?

上方に荷重を支持できる条件があり、床面に設備が密集した固定作業場所に適しています。上方へ設置して床面の占有を減らし、鋳物の取り出し、移載、検査前設置エリアをカバーします。

作業条件を送り、技術提案を受ける

ワーク名、単品重量、外形寸法、取り上げ・設置動作をお知らせください。エンジニアがマニピュレーターの方式、作業範囲、先端アタッチメントを提案します。図面や現場写真はメールまたは企業WeChatでお送りいただけます。

AUREK 企業WeChat QRコード
企業WeChatQRコードを読み取ってエンジニアを追加し、図面、写真、現場動画をお送りください。sales@aurek.cn 宛てのメールでも受け付けます。